白百合学園といえば、東京の中でもひときわ格式高い“お嬢様学校”として知られていますよね。
この記事では、そんな白百合学園の小学校・中学校に通うための学費や費用感、通っているご家庭の年収や雰囲気、校風や学習のスタイルまで、気になるポイントをわかりやすくまとめています。
「やっぱりお金持ちじゃないと通えないの?」
「どんな教育をしてるの?」
そんな疑問にしっかり答えていきます。
読んでいただくと、なぜ白百合学園がハイレベルな家庭から支持されているのか、その理由がきっと見えてくるはずです。
なお、この記事はあくまで中立的な立場からの情報提供・受験支援を目的としています。
これから受験を考えているご家庭の参考になれば嬉しいです。
白百合学園にお金持ちが多い理由とは【最強のお嬢様校】

白百合学園は「女子御三家」とはちょっと違う?
白百合学園といえば、「お嬢様学校」として有名な学校のひとつですよね。「御三家ってこと?」と思われがちですが、実はちょっと立ち位置が違います。
まず、いわゆる「女子御三家」とされているのは以下の3校です。
- 桜蔭中学校
- 女子学院中学校
- 雙葉中学校
この3校は、いずれも学力の高さと大学進学実績が抜群で、首都圏の中学受験でも最難関レベルとされています。
一方で、白百合学園は「女子御三家」には入っていないものの、別の意味で強い個性を持っています。特に特徴的なのが以下の点です。
- カトリック系のミッションスクールとして長い歴史がある
- 教育は学力だけでなく、品格やマナー、心の豊かさを大切にしている
- 通っている生徒には、経済的にゆとりのある家庭が多い
つまり、白百合学園は「お嬢様学校御三家」として知られることが多く、上品で落ち着いた校風と、伝統あるカトリック教育を大切にする学校です。
学力重視の「女子御三家」とはまた別の軸で、多くの家庭に選ばれている存在なんですね。どちらも魅力がありますが、学校選びにおいては「どんな教育方針が合っているか」をじっくり考えてみるのがポイントかもしれません。
「ごきげんよう文化」小中高で共通
白百合学園といえばやっぱり、「ごきげんよう」という挨拶。
これは、ただの形式的なあいさつではなくて、人への敬意や思いやりを表す言葉として、大切に受け継がれてきた文化なんです。
小学校では、子どもたちがまず「明るく、元気に」ごきげんようと挨拶するところからスタート。
先生たちが丁寧に教えてくれるので、日々の生活の中で自然と身についていきます。
中学・高校に進むと、その意味がもう少し深くなっていきます。
たとえば、目上の方に対しては立ち止まって一礼するといった所作も、言葉とともに自然に身に付いていくようになります。
白百合の挨拶文化は、本校だけでなく姉妹校の湘南白百合、函館白百合、仙台白百合などでも大切にされていて、どこも明るさと気品を感じる学校ばかり。
「お嬢様っぽくて特別な言葉」という印象もあるかもしれませんが、実はこの挨拶には、人との関わりを大切にする心を育てるという、しっかりした教育的な意味が込められているんです。
白百合学園小学校と中学校でより「お嬢様感」が強いのは?

白百合学園の中で、より“お嬢様っぽさ”が際立つのは中学校からの入学組と言われることが多いです。
というのも、中学での募集枠はわずか60名とかなりの狭き門。学力だけじゃなく、品格や校風との相性も重視されるので、合格者にはどこか“選ばれし者”の雰囲気があるんです。
中高6年間を通して行われる宗教教育やフランス語の授業、ネイティブ教員との交流など、白百合ならではの教育環境も、その“お嬢様感”をさらに深めてくれるポイント。
一方、小学校から通っている子たちは、幼い頃から丁寧な言葉遣いや所作を自然に身につけていくので、「育ちのお嬢様」といった印象が強めです。
ただし、小学校からは内部進学が基本なので、中学からの入学者と比べて、“選抜感”が薄くなるのは否めません。
ざっくり言うと、
- 小学校から:品が育まれてきた“生まれのお嬢様”
- 中学校から:試練を経て入ってきた“選ばれたお嬢様”
…というような雰囲気の違いがあるようです。
どんな子が多いですか?
白百合学園に通う子たちは、おっとりしていて礼儀正しく、落ち着いた雰囲気の子が多い印象です。
ただ静かなだけじゃなく、芯がしっかりあって、自分の意見も持っているタイプが多いのがポイント。
家庭でもマナーや言葉づかいをしっかり教えられてきた子が多く、挨拶は自然と「ごきげんよう」。
目上の人への態度も丁寧で、日常のふるまいに育ちの良さがにじみ出ています。
勉強面では真面目でコツコツ型が多く、クラシック音楽や演劇など、文化系の習い事に力を入れている子も多いのが特徴。
バイオリンやピアノを習っている子は、かなりの割合で見かけます。
性格的には控えめながら、協調性があって人間関係も穏やか。女子校ならではのナチュラルな距離感があって、派閥のような雰囲気はあまり感じません。
全体的に、「知性と品格のバランスが取れた子」が多く、まさに“白百合らしさ”を体現している生徒ばかりです。
出身の芸能人は?
白百合学園は、実は芸能界にも卒業生が多い学校としても知られています。
しかもその多くが、上品で知的なイメージを持つ方ばかりなんです。
たとえば…
- 木村多江さん(女優)
気品あふれる演技が魅力で、まさに白百合のイメージそのもの。 - 松たか子さん(女優・歌手)
幼少期に在籍していたことで知られ、その洗練された雰囲気が“お嬢様感”たっぷりです。 - 髙田万由子さん(タレント)
音楽や文化への深い造詣もあって、まさに白百合らしい才女タイプ。
他にも、
- 宇野実彩子さん(AAA)
- 秋元玲奈さん・野村彩也子さん・上條倫子さん(アナウンサー)
- 石井てる美さん(タレント)
- 永久輝せあさん(宝塚・雪組トップスター)
など、多方面で活躍する卒業生がたくさん。
共通しているのは、「育ちの良さがにじみ出る、落ち着いた雰囲気」。
芸能界でも“白百合ブランド”として静かに一目置かれているのがわかります。
白百合学園の学費・偏差値・進学実績~お金持ち家庭の年収事情も公開~

親の職業と年収はどのくらい?
白百合学園に子どもを通わせているご家庭は、やっぱり経済的にゆとりのある層が中心です。学費だけでなく、学校生活にかかる費用や文化的な活動なども含めて、それなりの出費が求められるからです。
親御さんの職業でよく見かけるのは、
- 医師
- 弁護士
- 経営者や大手企業の管理職
- 公務員(特に国家レベル)
- 大学教授や専門職
といった、安定した収入があり、教育に対して理解と意識の高いお仕事が多めです。中には芸術家や文化人、メディア関係の方もいますし、「白百合は代々この家系」なんて4世代続けて通っている家庭もあるんですよ。
年収に関しては公表されているわけではありませんが、都内の私立でこの水準の教育を受けさせるとなると、年収1000万円以上はほぼ確実、1500万円〜2000万円クラスの家庭も珍しくないと言われています。
もちろん、中には共働きで頑張って通わせているご家庭もありますし、すべてが“超お金持ち”というわけではありません。ただ、「教育はしっかり投資したい」という価値観を持っている保護者が多いのは間違いありません。
白百合学園中学にかかるお金は?学費や制服代について
白百合学園中学校に通うには、初年度でしっかり準備しておくべき費用があります。やっぱり私立、それも伝統校なので、それなりの出費は必要です。
初期費用(入学時)
- 入学金:30万円
- 制服・かばん・上履きなど指定品一式:10〜13万円程度
- その他(冬服・追加用品など):数万円
ざっくり50〜60万円くらいが、入学準備としてかかると思っておいたほうが安心です。
在学中の年間費用(2023年度の場合)
- 授業料:468,000円
- 施設維持費:336,000円
- 生徒預り金(教材費や行事など):300,000円
これを合計すると、年間で約110万円ほど。
なので、入学初年度はトータルで160万〜170万円くらいの出費を見込んでおく必要があります。
制服は上品で可愛らしいと人気ですが、指定のアイテムが多いため、やや高額になりやすいのも特徴。長く丁寧に使うことを前提にしたものが多いので、品質面では安心感があります。
白百合学園の中学【入試偏差値と進学実績】
白百合学園中学校の偏差値は、60台前半〜中盤あたり。女子校の中でも上位に位置する、しっかりとした学力が求められる学校です。
進学実績も安定していて、東京大学や京都大学、一橋大学などの国公立大学をはじめ、早稲田・慶應・上智といった難関私立にも毎年多くの合格者が出ています。
特に文系に強くて、国語や英語の指導に力を入れているのが特徴。読書や作文、ディスカッションなどを取り入れた授業で、思考力や表現力が自然と身につくように工夫されています。
さらに、白百合では「塾に頼りすぎない」学習スタイルを大切にしていて、学校中心でしっかり学ぶ環境が整っています。実際、塾なしで難関大学に進学する生徒もいるほどです。
もちろん、系列の白百合女子大学に進む生徒もいますが、外部大学を目指す子が多数。進学先が多様なのも、白百合らしさのひとつです。
偏差値や進学実績だけじゃなく、学校全体で“学び”を大切にする雰囲気がしっかり根づいているのが、白百合の魅力ですね。
白百合学園グループで偏差値が高い高校はどこ?【ベスト3校】
白百合学園グループは全国に姉妹校がありますが、その中で偏差値が一番高いのが東京の本校、「白百合学園高等学校」です。偏差値はなんと72! 全国の女子校の中でもトップクラスの難関校です。
高校からの募集はなく、中学からの内部進学のみなので、最初からハイレベルな学力層で構成されているのが特徴です。
続いて偏差値が高いのが、函館白百合学園高校(北海道)の「特別進学コース」。こちらは偏差値63で、看護・医療系コースでも56程度と、学力の安定感があります。
3位は仙台白百合学園高校で、偏差値は57。本校に比べるとやや落ち着いたレベルですが、地域に根ざした丁寧な教育が好評です。
このように、白百合グループの中でも、校舎によって学力や進路の特色がちょっとずつ違うんです。進学実績や教育方針を見比べながら、自分に合った学校を選ぶことが大切ですね。
中学より高い【白百合学園小学校の学費】
白百合学園小学校は、中学校よりもさらに学費が高めです。2024年度の初年度納入金は127万円で、内訳は入学金が40万円、授業料が47.4万円、施設維持費が33.6万円など。ここに制服や通学用品などの指定品代を加えると、実際の出費は140万〜150万円程度になるご家庭が多いようです。
さらに、任意ではありますが、寄付金(3万円以上)の案内もあります。こうしたところにも、伝統ある私立校らしい空気を感じますね。
2年目以降も学費は約87万円がかかりますし、必要に応じて塾や習い事に通うお子さんも多いので、トータルでの教育費はさらに膨らみます。
その分、教育内容はかなり充実していて、丁寧な指導や情操教育、礼儀作法までしっかりカバーされているのが魅力。でも、家計への影響も大きめなので、事前にしっかりと資金計画を立てておくことが大切です。
白百合学園をお金持ち家庭が選ぶ理由と特徴まとめ

年間学費の目安(白百合学園小学校)
初年度:約127万円(入学金40万円含む)
指定用品・制服代を含めると初年度は約140万〜150万円
2年目以降は年間約87万円+塾代など追加費用
年間学費の目安(白百合学園中学校)
年間:約110万円(授業料46.8万円、施設維持費33.6万円、生徒預り金30万円)
入学金30万円、制服や用品代含めると初年度は約160万円前後必要
保護者の世帯年収の目安
年収1,000万円〜2,000万円以上の家庭が中心
医師、弁護士、経営者、大手企業管理職などが多い
共働きで通わせている家庭も一部存在
最寄り駅からの距離
本校(九段下)から徒歩数分の好立地
通学の利便性が高く、都内の富裕層エリアから通いやすい
学習
学校主導型で予習・復習を重視
文系教育に強く、特に国語・英語の指導が充実
フランス語や宗教教育など独自科目も多数
校風
「ごきげんよう」に代表される丁寧で上品な文化
落ち着いた雰囲気と品格ある立ち振る舞いを重視
礼儀・思いやり・家庭教育との連携が根付く
主な大学進学先
東京大学・京都大学・一橋大学など難関国立
早稲田・慶應・上智など有名私大にも多数進学
白百合女子大学への内部進学も選択肢のひとつ