「錦城学園高校って、お金持ちの子が多いってウワサ、本当なの?」
気になる偏差値や学費、進学実績、家庭の年収層まで、リアルな情報をまとめてみました。
都内なら授業料が無償になるって聞くけど、実際はどれくらいお金がかかるの?
制服代やICT端末、塾費用など“見えない教育コスト”の内訳もまるっと解説。
錦城が「ちょうどいい」って言われる理由、知りたい方はぜひチェック!
✔ 授業料は実質“無償”でも、初年度にかかる費用は約87万円!
✔ 通っている家庭の年収や職業はどんな感じ?
✔ “ICT・塾代・修学旅行”など見えない教育コストも大きい!
✔ 校風やいじめの有無、実際の雰囲気はどうなの?
✔ 錦城学園は“富裕層家庭にフィットする学校”なのか?
錦城学園高校は“お金持ち学校”?進学実績と学費から見えるリアル

基本情報と偏差値
錦城学園高校は、東京都千代田区神田にある私立共学校です。
創立1880年という140年以上の伝統を持ち、進学実績の高い学校として知られています。
- 偏差値:コースによって異なるが、特進コースで65前後
- 学科:普通科のみ
- 特徴:1年次は共通カリキュラム → 2年次から文理・特進に分かれる
「錦城学園高校の偏差値がおかしいのでは?」と言われることがありますが、中堅層と上位層が共存しているためのギャップのほか、偏差値の表示方法や入試方式・進学実績とのギャップなどが複合的に影響しているためです。
しかし、特進コース・進学コースそれぞれの偏差値設定自体は、現在の入試状況や他校との比較から見て「妥当な範囲」とされています。
人気の理由はコスパ?進学実績からみる人気の秘密
錦城学園高校は富裕層家庭からみて「コスパ重視で選ぶ私立校」として定着しているようです。以下は口コミや評判のまとめです。
- 教育方針がしっかりしており、“投資先”として選びやすい
- 進学実績が安定しており、安心して任せられる
- 文化的に落ち着いた雰囲気で、荒れた印象が少ない
錦城学園高校は進学重視型で、進学実績はMARCH以上の大学への現役合格率が高いのが特長です。
指定校推薦も豊富で、堅実に上位大学を目指す生徒が多い傾向があります。
進学実績が良いからこそ、教育熱心な家庭からの支持が厚いのです。
学費は高い?私立無償化でどこまで安くなるか?【最新版】
錦城学園高校は都内私立高校の中でも中ぐらいの水準です。
2025年度の初年度納入金は、
授業料348,000円を含めると1,223,000円、含めない場合875,000円となります。
2025年度から、東京都の私立高校授業料の無償化制度は親の所得制限が撤廃され、東京都に住んでいる家庭であれば、年収に関係なく「全世帯」が授業料無償化の対象となりました。
錦城学園高校の年間授業料(約34万8,000円)は、制度の上限(48万4,000円)以内のため、
授業料は全額補助され、実質“0円”になります。
ただし、注意点も!
無償化の対象は授業料のみ、それ以外の費用は自己負担になります。参考までに以下の表も見てください。
授業料無償化後の自己負担一覧(2025年度)
以下の表は授業料を除いた初年度の費用です。
区分 | 項目名 | 金額(目安) |
---|---|---|
入学時納入金(一括) | 入学金 | 210,000円 |
施設費 | 110,000円 | |
小計(①) | 320,000円 | |
学年納入金(年額) | 施設維持拡充費 | 120,000円 |
(※授業料は無償化対象) | 実験実習費 | 1,000円 |
図書費 | 1,000円 | |
冷暖房費 | 5,000円 | |
校医費 | 3,000円 | |
小計(②) | 130,000円 | |
年間納入金等(その他) | PTA入会金 | 2,000円 |
PTA会費 | 12,000円 | |
生徒会入会金 | 1,000円 | |
生徒会費 | 12,000円 | |
自然体験学習(1年次) | 60,000円 | |
修学旅行積立(1年次) | 140,000円 | |
制服・体操着など | 65,000円 | |
ICT対応PC | 133,424円 | |
小計(③) | 425,424円 | |
💰 合計 自己負担額 | 875,424円 |
無償化=完全無料ではない!“見えない教育コスト”は確かに存在する
表面上の授業料は無料でも、その他の出費が90万円程度かかることを考えると、
やはり「ある程度の経済的余裕がある家庭」が多くなるのは自然な流れです。
制度が整ってきた今こそ、“見えない学費”に注目することが大切かもしれません。
【結論】錦城学園高校に通うのはやっぱりお金持ち?家庭の実態と校風を深掘り

通っている家庭の年収・職業層
口コミや塾関係者の話を総合すると、通っている家庭の傾向は以下の通りです:
- 年収1,000万〜1,500万円前後の層が多い
- 国家公務員、医療系、士業、大企業の中堅クラスなど
- 「ブランド志向」より「結果重視」「安定志向」の家庭が多い
「教育に“迷いなく”お金をかける」という意味で、お金持ちのイメージは確かに当てはまります。
錦城高校は“お嬢様学校”?厳しい校則
錦城学園高校は、共学でありながら一部では「 お嬢様校」のイメージが根強いです。
しかし、そこに派手なイメージはなく、むしろ上品で地に足のついた“堅実タイプのお嬢様・坊ちゃん”が多い印象です。
制服もシンプルで清楚であり、校則も厳しめです。例えば校内や最寄り駅までスマホの使用は禁止。アルバイトは原則禁止で、厳しい指導や最悪退学になることもあります。
一方で、服装点検や持ち物検査はほとんどなく、常識の範囲内なら容認されることも多いようです。
落ち着いた雰囲気と常識的なマナーが重視される学校、といった印象です。
校風・いじめはどう?
校風は全体的に「穏やかで落ち着いている」と言われ、いじめに関する深刻な口コミはほとんど見当たりません。
- 生徒層の家庭環境が比較的安定している
- 校則や学習面の指導がしっかりしている
- 教員と生徒の距離感が程よい
こういった環境が、「安心して子どもを通わせたい」と考える家庭に選ばれている理由の一つです。
保護者のリアルな声
在校生、卒業生の保護者に独自アンケートを取ったので以下に紹介します!
都の無償化制度を使って入学しました。でも実際には塾代やICT端末、部活動の合宿などで、かなりの出費になります。やっぱり“通わせっぱなし”では済まないですね。
(在校生保護者・Aさん)
周囲のご家庭も“教育熱”が高くて、子ども同士の話題も『今どこの塾?』『春期講習どれくらい行く?』みたいな感じ。親としても気が抜けない雰囲気はあります。(卒業生保護者・Bさん)
中学までは公立だったので、私立の教育環境には最初戸惑いました。
でも、錦城は“押し付けすぎず・放任すぎず”でちょうどいいバランス。
子どもも自分から勉強するようになって、結果的に“高いけど価値ある投資だった”と感じています。(卒業生保護者・Cさん)
ICT端末や修学旅行など、“プラスα”の出費が多いので、正直家計に余裕がないとしんどいと思います。
うちは共働きですが、塾代とのダブルパンチはやっぱり大きい…。
でも、それでも通わせたいと思わせる学校です。(在校生保護者・Dさん)
他校との比較で見える「錦城のポジション」
錦城学園高校は、都内の他の私立高校と比較することで、その“ちょうどよい立ち位置”がよりはっきりと見えてきます。例えば…
- 超富裕層向けお嬢様校の白百合学園
- 中学受験エリート型の進学校の桐朋女子、吉祥女子
→錦城学園高校は、白百合のような「文化資本重視」と桐朋・吉祥のような「学力主義エリート」のちょうど中間といってよいと思います!

教育にしっかり投資したいけど、ブランド競争やエリート教育には抵抗がある家庭にはピタリとハマる学校かも。
まとめ|錦城学園高校がお金持ち家庭に支持される理由
- 私立高校無償化で都内在住なら授業料は実質無料
- 年間100万円以上の学外費用がかかるので注意
- MARCH以上を目指せる進学実績の高さ
- 家庭の年収は1,000万〜1,500万円が中心
- 上品かつ落ち着いた校風で、荒れた印象がない
- 「ブランド」より「実利・安定重視」の家庭が多い